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カテゴリ:ダイヤモンズメモリー(マラソン)
朝4時起きをして熱気球係留の一仕事を終え、
途中お昼代わりに菓子パンを1ヶ頬張りながら車を走らせた。 高速は順調で、少し余裕を持って現地に到着。 指定された駐車場が会場から離れていた為、シャトルバスで移動。 エントリーを済ませ、スタートの準備をした。 いやいやいや、それにしても暑い! じっとしていても汗が吹き出て来る。 これは、かなり厳しいレース展開になりそうだ。 私はわずかな木陰を探して、スタートを待つ。 14:00、スタートの合図が鳴った。 夏の日差しに照りつけられたアスファルトを、 一歩一歩ゆっくりと踏みしめながら走り出した。 流れる汗に体力は激しく消耗していく。 8km地点辺りだっただろうか、 高校生ぐらいの若い女性が倒れていた。 数人のランナーが介抱している。 それを横目に通り過ぎたが、間もなく私の気持ちも折れた。 コースは田んぼの真ん中の一本道で、まったく日陰が無い。 10kmを手前にスピードダウン。 田んぼに放水している水を浴びて、ついには歩き出す。 ちょっと走って、給水所でまた足を止める。 頭から水をかぶるけど、 走っているうちに直ぐに乾いてしまうぐらいの強い日差しです。 やがて、そのダメージは両足にきた。 走ると太ももが攣りそうになり、再び歩く。 大丈夫かなぁ~って思ってゆっくり走り出すと、 また直ぐに足が攣りそうになり歩く。 その繰り返し・・・。 結局、半分近くを歩いた。 3時間あったタイムリミットも既にオーバーしている。 ゴールまで、あと1kmちょっとある。 最終の給水所が見えて来た。 「最後の力水ですよ~~!!」 なんとそこには新潟の八海山が・・・、 そうです、水では無く‘お酒’がありました。 「いやぁ~、日陰が全然無くてきつ過ぎですよ!」 私はそう言いながら、お猪口を一息にあおった。 そしてもう一杯お替り! う~~~ん、五臓六腑に沁みるね~~!! ちょっと元気になったような気がした。 最後の力を振り絞ってまた走り出した。 「イテテテェ~~!」 今度は右足のふくらはぎがつりそうになった。 走ったと言うか、歩いてゴールしたって言う感じですね~。(>_<、)Y とりあえずチップと交換に参加賞の特製お茶碗を手にした。 CIMG3999 posted by (C)透明インゲン これに、山盛りの炊きたて魚沼産こしひかりをよそって貰う。 今回の一押しイベントだ。 何杯でも無料でお替り自由です。 おかずは、これまた地元産の食材がいっぱい出店しています。 私は具沢山のきのこ豚汁を頼んだ。 それで、もう満腹です。 野外ライブとかのイベントもあったけど、 何せハーフを走るのに3時間以上も掛かっちゃったもので、 観賞する時間がありませんでした。 どっちを選ぶかって言ったら、 やっぱり食べるほうですもんね~!(^~^) お酒もあって生ビールを飲みたかったけど、 結構並んでいたので諦めちゃいました。 先にご飯を食べてお腹一杯になっちゃったら、 さすがにもう飲めません。 今回のメインは走った後の飲食だったのに、 それが堪能出来なかったのがちょっと残念です。 車に戻った。 限界を超えていた足が悲鳴をあげた。 左足の付け根をつったかと思ったら、 今度は右足のふくらはぎまでつった。(><;) 2時間ぐらいは休んでいたかなぁ~。 辺りは日が沈んですっかり暗くなっていた。 今宵の宿は何処にしようか・・・? 地図と睨めっこをして思案。 結局湯沢まで戻って、 仮眠の出来る健康ランドを今夜の宿とした。 温泉ではないけど、 ゆっくりと温まって疲れた筋肉を癒した。 「明日はどうしようっかなぁ~?」 リクライニングソファーを倒し、 毛布を掛けて私は目を閉じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.23 20:48:48
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