テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
秋の味覚の代表であるクリ ブナ科クリ属には、大きく分けて4種類あります。
一般的にあるのが「ニホングリ」で野性のシバグリを品種改良したもので果実は大きいです。 お祭りなどでおなじみの天津甘栗は「チュウゴクグリ」ですが、害虫である「クリタマバチ」の被害を受けやすく果実も小さいため日本では栽培されていないそうだ。 美味しいマロングラッセ用には「ヨーロッパグリ」も小ぶりながら渋皮がむきやすいが病気や害虫による被害を受けやすいため日本では栽培されていないという。 そして日本ではあまり見かけない「アメリカグリ」ですが果実の品質は良く、また大きくて強い樹が木材としての利用価値は高かったそうだ。 ところが1900年頃に発生した菌類「栗胴枯れ病」の被害によりほぼ壊滅したといわれています。 見かけはあまり変わりませんが、それぞれ地域に合った特徴があります。 個人的には生で拾いぐいができるヤマグリが好きですけど・・・。 クリの実を題材にしておきながら花言葉というのも変ですが「公平 」「 満足 」「真心」だそうだ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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