ずぼらに半農生活

ネイチュアフィーリングとは、植物の名前などを知ることよりも五感を使って自然を楽しむ自然観察方法。
障がいの有無や年齢に関わらず誰でも自然を楽しむことができます。
人が本来持っている感覚を使い、自然との出会いや楽しみをみんなで分かち合い、参加者全員が「主役」で「案内役」なので指導者はいません。
ゆっくりとした時間の中で感じることで新たな発見をします。

ネイチュアフィーリング実践者である瀬川三枝子さんは神奈川県職員の方なのですが、きんたろう倶楽部を訪れてくださったので園内をご一緒させて頂きました。
視覚障がい者でもある彼女はすべての事柄を五感で感じられます。
食事においても食材全てを五感で表現されるなど忘れていたことをあらためて考えさてくださいました。

クスノキはクスノキ科ニッケイ属
関東以西の暖地性の照葉樹なので日本海側ではあまり見かけませんが、結構大きな木が先日の中津川で見られました。
樹木全体から良い香りがするのですが、これが樟脳の香り。
クスノキの枝葉を蒸留すると無色透明の固体になり防虫剤や医薬品等に使用されます。
その枝を持ってきたので瀬川さんにプレゼントすると、さすがに五感の達人ですね、とてもその香りを楽しまれていました。
ちなみに注射のカンフルはこの樟脳を指「camphora」という種名にもなっています。
クスノキの花言葉は「香り」


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