テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
サルトリイバラ:ユリ科シオデ属 生薬名をバッカツといい別名はサンキライ(山帰来)
名前の由来はトゲのある茎でサルも捕らえられることから名前が付けられたといわれるが蔓に絡まって動けなくなったサルを見たことありませんわ(笑) なんでも毒消しの必要がある時に山に入って実を食べて帰ってくることから山帰来とも呼ばれています。 ただし中国でいうドブクリョウがサンキライとして同じユリ科にあり似ているだけで、どうも違うらしい。 それでも民間薬として晩秋の葉が枯れた頃に根茎を掘り取り水洗後に天日で乾燥させ、細かく切って陰干ししたものを用いるそうだ。 先日の映画「森聞き」の中でクニ子ばあも言ってましたが、関西より以南では葉の大きなものは端午の節句のカシワ餅を包むのに用いられるらしい。 一般には若い葉を茹でておひたしや天ぷらとして食べます。 また赤い実も食べることができ焼酎に漬けて薬用酒を造ることができる。 クニ子ばあは青い実も食べられるよ~と言ってました。 もっともこの赤い実と蔓は、これからの季節クリスマスリースにも重宝するんですよね。 サルトリイバラの花言葉は「屈強」「元気」 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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