テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
カキはカキノキ科カキノキ属で、その品種は1000を超えるらしいが渋柿か甘柿しかありません。
「カキが赤くなると医者が青くなる」と言うことわざどおり豊富なビタミンC、ビタミンA、カロテン、糖質などが医者いらずの万能薬として重宝されたようです。 体が冷えるといわれますが実際には体を冷やさない食べ物だそうだ。 成熟した果実のヘタを乾燥させ柿蒂「シテイ」という生薬となり、しゃっくり・鎮咳・鎮吐に用いられるそうだ。 柿渋は紙に塗ると耐水性ができるので和傘や団扇の紙に塗られていました。石鹸の原料にもなっています。 里山とカキはかなり繋がりが強い樹木といえます。 ちなみに柔らかい初春の若葉は天ぷらにして食べると渋柿の葉であってもほんのりカキの香りと甘みがして美味しいです。 秋の季語に「木守柿」がある、いわれとして来年の豊作祈願と野鳥のために残しておく。 「木守柿」とはカキノキになった実をすべて収穫せず、木になったまま残しておく数個の柿の実のことである。 しかし写真のように高木化するとお手上げですね(笑) 富山県を中心に、福井・石川県などで古くから栽培されている品種に水島柿があります。 カキもそうですが基本的に果実は自家結実性が低いので別の品種も植えておかないと実なりが少なくなっていきます。 富有柿は岐阜県瑞穂市居倉が発祥で原木があるのは有名ですね。また筆柿は愛知県が発祥だそうだ。 カキの花言葉は「恵み」 「優美」 「自然美」 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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