テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
昨年実施した早咲きサクラプロジェクトは想定外に早く開花してしまいました。
それでもキレイだし好評でしたので今年も行うそうです。 春になると私たちの心を満喫させてくれるサクラ。 じつは、この花芽というのは、前年夏に作られます、それは前回登場のコブシの冬芽も同じようなもの。 でもそこからは生長することはなく「休眠状態」となります。 休眠中の花芽は一定の期間低温にさらされると休眠から覚めて開花の準備を始めます。これを「休眠打破」といいます。 秋から冬までの一定期間、低温にさらされることが重要なポイントです。 かつてはそれからの積算温度で開花期を予想していましたが今は行っておらず確か花芽の重量か何かで計測して予想していたような?? たとえばチューリップの球根などでも新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておき休眠打破をさせると春前に咲かせることができます。 富山市山田で出荷が始まった啓翁桜。 産地は標高400m程の比較的高い中山間地であるため秋の到来が早く平場よりは早く休眠に入り出荷しやすくなります。 サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿といいます。 それはサクラは切り口から腐敗菌が入りやすいから切るなと言う事になりますが、ある程度は剪定も必要です。 ウメだって回復が早いから切ってよいイメージですが共に切り口にはいわゆる赤チンを塗ると防腐効果があり良いですね。 もっとも赤チンではなくトップジンという薬剤ですけど買うのはどうよ?と言われる方は墨汁でかまいません。 肝心のこの枝は雪の重みで折れた枝を集めたもので、決してむやみに切り取ってきたものではありません、念のため。 ついでにポチッと↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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