カテゴリ:植物の話
今里山に甘い香りが漂っています。
それはクサギClerodendrum trichotomumシソ科クサギ属の花が咲き始めたから。 クサギは以前まではクマツヅラ科クサギ属だったのにシソ科に変わってる!びっくり。 そういえばカエデもカエデ科からムクロジ科に変わってるし、表記は別にどちらでもよいそうだが。 クサギは名前の通り葉をもむと悪臭がある事からこの名前の由来ですが白い花弁やがくは最初に緑色ですが次第に赤くなって甘い香りがしてきます。 特異なにおいの葉ですがお茶にするほか、茹でたり蒸したりすることによって臭みが無くなるので、若葉はおひたしなどの料理に山菜として利用できます。 また青い果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤いがくからは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができます。 葉の有効成分としてクレロデンドリンA.B、苦味質ほかが殺菌作用があり民間療法で葉をちぎり酢に漬けておくと手足にできたできものに塗布すると腫れがとれるとされています。 クサギの花ことばは「運命」・「治療」 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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