テーマ:花と自然を楽しもう(15580)
カテゴリ:植物の話
コノテガシワPlatycladus orientalisヒノキ科コノテガシワ属唯一の現生種。
名前の由来は子どもが手を上げる様子に似ていることからコノテガシワともいわれる。 ヒノキやアスナロ、サワラなどは葉の裏面に白色気孔帯が見えますがコノテガシワの気孔帯は白色ではないので葉の表と裏の区別ができないという独特な形態で雌雄異花。 写真のように球果は淡灰青色角の特徴ある形です。 若い枝や葉をよく洗って日陰で乾燥させると生薬で側伯葉といいます。 民間では、コノテガシワを毛生え薬として用いるそうだ。 葉を黒焼きにしてから粉末にし、ゴマ油と練って患部にすり込むか側伯葉をそのまま粉末にしてゴマ油で練って毛際に塗るとよいらしい。 脱毛を防止して発毛を促進する効き目があるとされています。 また、かしわとは炊ぐ葉(かしぐは)という意味があり、煮炊きした料理を盛り付ける葉のことをいい、古くはコノテガシワの葉は料理用の皿として用いられたといいます。 葉に精油のピネン、セスキテルペンsルコール、タンニン、フラボノール、種子には、脂肪などを含みます。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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