カテゴリ:植物の話
オニバスEuryale feroxスイレン科オニバス属
アジア原産で日本では宮城県が北限だったが絶滅して現在は新潟県新潟市が北限となっているそうだ。 名前の由来は全体に大きなトゲが生えており特に葉の表裏に生えるトゲは硬く鋭いのが鬼のようであるから。 丸くシワだらけの折り畳まれた姿で水面に顔を出し広がる。 葉の表面には不規則なシワがあるのでハスやスイレン等と見分けられ、ハスと違って葉が水面より高くならず地下茎もない。 葉の大きさは直径30cmから2m程度で、1911年には氷見市で直径267cmの葉が見つかっているそうだ。 富山県内では氷見市の十二町潟のみに生息だったが1979年の記録からレッドデータブックとやまには自生地には発生していないとあったが、潟内の浚渫やガマ刈りなど整備をして2005年から氷見市の十二町潟での自生が確認されるようになった。 それから潟内の自生数は年々増加しており、2008年には葉の直径が2mを超えるもの130株を確認されている。 花は水中での閉鎖花が多く水中で自家受粉で種子をつくる。 葉を突き破って開放花となるのが、一般的にオニバスの花として観察できるようになります。 オニバスの花言葉は「神秘的」 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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