テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
ヤマノイモDioscorea japonica Thunb.ヤマノイモ科ヤマノイモ属
地方によってはヌカゴともいうようですが、蔓の葉の付け根に生じる小形の肉塊のことです。 といっても養分は貯えられているので繁殖能力があり、埋めておけば、発芽・発根して新しい苗として成長していきます。 ヤマノイモの仲間は、世界に600種以上あるそうで中国大陸原産で古くから日本に渡来してきたものです。 店頭にある 「イチョウイモ」「ナガイモ」 「ツクネイモ」などは栽培品種ですがヤマノイモは山野に自生するもので自然薯と呼ばれています。 小さい塊ですがムカゴにも地下の芋と同様栄養価が非常に高い食材です。 ムカゴにはアミラーゼなどの酵素がたくさん含まれていて、米などでんぷんを含む食材の消化を助ける働きがあります。 ヤマノイモは昔から強精作用があるとされ、山のうなぎとも言われてきました。 ムカゴにも同じようにこの生殖能力を強めるアルギニンと呼ばれる酵素が沢山含まれています。 さて里山へ恵みをいただきにいきましょうか? 恵みであって資源ではありませんからご家庭で1回食べるだけにしましょうね。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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