テーマ:今日の出来事(292897)
カテゴリ:環境とか
今月5日に富山国際大学のご協力を得てキャンパス内の里山を使って行う森の香りでキレイになるイベント。
クロモジの精油を蒸留させてとりだす、というものですが本当は拠点である呉羽丘陵で行うべきと思っています。 クロモジLindera umbellata Thunbクスノキ科クロモジ属 よい香りのする樹木の代表で、高級和菓子の爪楊枝に使われているといえば大概の人は分かるようです。 ブナやコナラ林などの夏緑林の低木を代表種する樹木で五感の臭覚を使えばすぐに見つけることができます。 和名の黒文字は枝に黒斑があり文字のように見えたことによります。 また北海道や東北から北陸地方の日本海側には葉がより大きくなる変種のオオバクロモジが分布します。 植生として照葉樹林や夏緑林、アカマツ二次林の林内や林縁などに広く生育しブナ-シラキ群集では75%以上オオバヤシャブシ群落では半数以上の調査地点で見られるとあります。 また地域バイオマスとしてムラサキシキブやヒサカキのあるところにも多く見られるはずなのです・・・。 ところが、呉羽丘陵にはクロモジを見つけることができません! モニタリングサイト1000という動植物の生育生息などを100年にわたって同じ方法で調べ続けるコアサイトなど全国の約1000カ所で、自然環境の変化をとらえようという環境省(実施団体:日本自然保護協会)のプロジェクトの報告書の中にも調査地に限っては記載がありません。 そこで昨日はマップづくり継続の事もあり、また見たよ、という目撃情報による地点を歩いてみましたがやはり見つけることはできませんでした。 富山県森林研究所の方に訊いてみましたが、無いのが不思議、全国でも無いところ調べて比較するしかないとの事・・・。 誰か~どうして生えていないのか分かりませんか? また自分の近所にも同じように生えていないところはありませんか? クロモジの花言葉は「誠実で控えめ」 どこか木陰で潜んでいるのかな~? ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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