カテゴリ:植物の話
ヤブコウジArdisia japonicaヤブコウジ科ヤブコウジ属
名前の由来としてヤブに生え葉や果実がコウジ(柑子)に似ていているからとか。 コウジは柑橘類の一種でウンシュウミカンよりも酸味が強く、糖度も低くいミカンだそうだ。 古名にあるヤマタチバナでも、その赤い実を山のミカンに見立たてヤマミカンと呼ばれていたそうだがヤマタチバナになって、ヤブコウジへと変わったらしい。 他にはアカダマノキ、ジュウリョウ、それから薬草になることからシキンギュウとも呼ばれる。 一般家庭用にカバープランツとして栽培されているように、地下茎を伸ばして群生し里山の木陰で高さ10~20センチくらいで群生しています。 万葉集や源氏物語ではヤマタチバナの名で出てきて数首で詠われていています。 「この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも見む」 「あしひきの 山橘の 色に出でて わが恋ひなむを ひとめかたみすな」 ヤブコウジの花言葉は「明日の幸福」 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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