カテゴリ:植物の話
ナンキンハゼTriadica sebiferaトウダイグサ科ナンキンハゼ属
木ロウが採れることではハゼノキが有名ですが、ナンキンハゼという和名は中国産のロウをとる木というような意味になります。 日本へは、江戸時代に上海から長崎に持ち込まれたのが最初とされ、紅葉がキレイな事から庭木や街路樹、公園樹に多く使われています。 実からとりもちが採れ、実の皮からロウソク用のロウが採れる。 根皮や果実を乾燥させると利尿剤や瀉下剤になるそうで、これを烏臼(うきゅう)というのだそうだ。 種子の油脂の烏臼油は、石けんや蝋燭の原料、また腫物や皮膚病への薬用にもなるそうだ。 ナンキンハゼはこれからの季節に実が裂け、中からロウを含んだ白いタネが現れる。 ロウには脂肪分を含み、高いカロリーであるため野鳥には有用な食糧にもなるそうだ。 また葉からは染料が取れ、生葉を2~3時間煮出した液で布を染めるとカ-キ色や黒褐色となり褪色しないといわれる。 さらに、材は狂いが生じないため家具や器具を作るのに適しているといわれます。 ナンキンハゼの花言葉は「心が通じる」 お・も・て・な・しの家具や器具ができそうですね。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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