テーマ:花と自然を楽しもう(15579)
カテゴリ:植物の話
スギCryptomeria japonicaヒノキ科スギ亜科スギ属
富山県森林研究所が来春のスギ花粉の飛散量は今春の約半分で、平年よりやや少なくなるとの予想を発表しましたよ。 スギの雄花がつく7~8月の気温が高く、降水量が少ないほど飛散量が増えるという。 今年7~8月の気温は平年より約1.3度高かいが降水量が約170ミリと多く、また今春の飛散量が多かったことから、来春の飛散量は約半分で平年の9割程度と見込んでいるそうである。 スギ花粉の飛散は例年2月中旬から始まり3月にピークとなります。 スギは土砂を掴む力が比較的弱くて、土砂災害を誘発すると言われていた時代もありましたが、根を深くまで伸ばす深根性であるということが2000年代以降の研究により分かりました 引き抜く時の抵抗力が広葉樹と同等以上の値(径10 cmの根でスギ70-130 kgf、広葉樹60-100 kgf)を得たデータもありイメージを覆すものとして適正管理されたスギ林は必要なのです。 富山県では無花粉スギを増殖しているので将来は花粉症もなく土砂災害も少ない、地元産の建材による建築物が増えることでしょう。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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