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テーマ:花と自然を楽しもう(15512)
カテゴリ:植物の話
アカメガシワMallotus japonicusトウダイグサ科アカメガシワ属
里山の二次林に多く生えてくるいわゆるパイオニア植物のひとつ。 名前の由来は柏の葉に似ているということからではなく、この葉に食物をのせ包んで蒸したり、神前に供えたりする利用法が柏の葉に似ているということかららしい。 新芽は赤く輝いてみえますがこれは葉の表面の色ではなく星状毛の色が赤いためです。 自然体験の場などでは虫眼鏡をつかってその星状毛を観察したりもします。 葉が小さい時は密な星状毛で赤く見えるますが、大きくなるにつれ毛の量は変わらなくても密度が薄くなり緑色にみえます。 パイオニアとしてどこにでも手軽に採取できたからでしょうか柔らかい材は材は下駄や薪炭に用いられてきました。 また樹皮は生薬で煎じたものは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症に効果があるそうだし、果実の軟針は駆虫剤に用いられます。 新芽は茹でてさらすと和え物や炒め物、天ぷらにしたりお茶にも使えます。 入浴剤に使うとアカメガシワ湯として効果があります。 葉や樹皮、種子は草木染もできます。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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