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テーマ:花と自然を楽しもう(15512)
カテゴリ:植物の話
シャクナゲRhododendron metternichii var.hondoenseツツジ科ツツジ属
ツツジの仲間ですが花はかたまって丸く付くため派手で大きな花という特徴があります。 花の色はおもに白系や赤系統ですが、写真のように黄色の場合もあります。 和名の由来としては、枝分かれが多く曲がっており、まっすぐの枝が1尺もないことから転訛してシャクナゲの名になったという説があります。 もうひとつはシャクナゲの材で作った箸を用いると子供の癪が治ったなどの諸説があります。 シャクナゲの葉にはロードトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物で摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがあるようです。 漢方の強壮剤として知られる(石南葉)はオオカナメモチの植物の葉を乾燥したものでシャクナゲ(石楠花)とは違うそうです。 各地では今が見ごろですが滋賀県日野町にある鎌掛谷のホンシャクナゲ群落は標高300m前後の低地に群生していることが大変珍しく昭和6年に国の天然記念物に指定されました。 ホンシャクナゲは本来、高地性の植物で標高800mから1000m前後のところに自生するため低地での群落は珍しいそうです。 また普通の園芸種でも高温多湿の街なかでは育てにくいようです。 花言葉は「威厳」「警戒」「危険」「荘厳」 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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