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テーマ:花と自然を楽しもう(15512)
カテゴリ:植物の話
ネムノキAlbizia julibrissinマメ科ネムノキ亜科
和名のネムまたはネブの由来は、夕方に花が咲きそれに合わせて葉を閉じ合わせる就眠運動に由来するように葉が閉じることから。 英名では多数の雄しべを絹に見立てシルク・ツリーと呼びます。 夜明けとともに眠りについていた葉は開き花はしぼんでしまいますが、仕組みは楕円形をした羽状の葉全体が茎に付着する部分と小さな葉がそれぞれ付着する部分の基部が膨れているため、細胞内圧力が昼夜で変化するので葉が閉じたり開いたりするとありました。 夏から秋に樹皮や葉を採取して日干しにして乾燥させたものを生薬で合歓(ごうかん)、合歓皮(ごうかんひ)といい利尿、強壮、、鎮痛、腰痛、打ち身、腫れ物、水虫、手のあれ、精神安定などに用いるそうだ。 江戸時代の本草学者である貝原益軒さんは「この木を植えると人の怒りを除き、若葉を食べると五臓を安じ、気をやわらげる」という記述しているのもわかるような気がします。 また万葉集(巻八-1461)では、昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓ぶの花 君のみ見めや戯奴さへに見よ(紀女郎)とも。 そのことから花言葉は「歓喜」・「胸のときめき」・「創造力」とあります。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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