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テーマ:花と自然を楽しもう(15511)
カテゴリ:植物の話
昨日は富山森林研究所の職員さんを講師にお招きして樹木同定のコツのようなものを学ぶ講座を開講しました。
普段の活動で雑木や竹の徐間伐などをしていますが、その時に何を残すのがよいのか?という事があります。 まずは生育旺盛で荒れ地や伐採跡地などに真っ先に出てくるパイオニア植物というのが存在します。 その樹種の見分け方を瞬時に分かると整備時に刈り払っても次にまたすぐに出てくるので、それまでの間は光や風、栄養分が他の樹木に行くので生長促進のためには良いといえます。 また全ての樹木には花がつくわけですが、その中で残すとキレイな花になるとか実が有効に使えるなどが分かると残してあげればよいわけで、刈り払った跡地に無駄に県外産の苗木やヘタすると海外の種子を蒔くようなことも防げて良い傾向となるはずです。 また樹木を同定しながら、その樹種が今そこに成長するわけを推測するのも面白い見方でした。 本来なら樹木の名前なんて大概が牧野さんが命名したものだし、いちいち覚えなくても問題はありません。 それは人対人でも同様で数十億の人の名前をいちいち覚えてもあまり意味はありません。 それでもご近所であるとか職場やサークルの同僚、知り合いの方たちと交流するときは絶対名前を知ってる方が良いわけです。 同様に里山を散策するとか山を登るとなどした時にふと気になった植物の名前は分かった方が楽しみも増えます。 決して物知りになって歩く図鑑の如く全部分かろうという言うものではなく、自分のお気に入りとか季節ごとに定点観測するときの樹種を知っていると楽しさも倍増するかも。 いやいや名前を知らなくたって定点観測で四季の移ろいを見るだけでも楽しいですが・・・そこは複雑ですけどね。 そんな気軽な気持ちで植物の同定のコツを学びましょう!という講座で専門知識を必要とする内容のものではないので参加された皆さん楽しんでメモっておられました。 そのような情報や知識は次に誰かに伝えて初めて自分の知識になるんですよね。 だから自分は毎日のブログでとりあえずお伝えしているわけです。 最後までお読みいただきありがとうございました。(笑) ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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