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ずぼらに半農生活

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ma2da705

ma2da705

2014.07.31
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カテゴリ:環境とか
安政5年(1858)4月9日に発生した飛越地震により大鳶山と小鳶山が完全崩壊し、弥陀ヶ原と五色ケ原が分断されました。
立山西斜面で約22万年前から始まっていた火山活動で生成、浸食されできた立山カルデラの広さは東西およそ6.5キロ、南北およそ4.5キロという。

昭和44年(1969)に発生した集中豪雨で約15万立方メートルも崩壊し、新しく谷が形成され、発生年の2文字から六九谷と名付けられました。
当然ながら当時まではこの谷はなかったそうで現在でも、流出すれば富山平野が2メートルは埋没してしまうといわれるほどの大量の土砂が立山カルデラに残っているそうだ。
そのため流出防止の大規模な砂防工事は無期限であると現在でも考えられており、白岩砂防ダムを含め今日においても毎年約50億円もの予算をかけ行われているそうだ。
現地は大量に堆積した火山灰で生成された地質から土砂の上にコンクリートのダムを造っていると例えられるくらいの砂防ダムの建設といえそうだ。


現在も行われている正面の山肌はかつては崩壊したための裸地であり、さまざまな手法で緑化作業が試されたそうである。
現在の工法が適しているらしく、かなりの範囲で緑化が進んできました。
何でもここで行われた緑化作業が成功すれば全国どこでも通用するくらい厳しい環境だと説明されました。
カルデラの深さは0.7キロメートルあり、この斜面も150メートルにもなるそうだ。
以前参加した時に聞いた説明では建設重機を上から吊り下げて整地作業をしたとのことで、現在は山腹に命綱で張付き表面に網をかけ土を入れ種を吹き付けているそうだ。
現地は建設機械が無数にあり、ダンプトラックやコンクリートミキサー車がたえず行きかい大変危険を伴う現場といえます。

これから夏山登山でにぎわう立山連峰といえば、弥陀ヶ原がラムサール条約湿原に登録されたり、雄山の御前沢雪渓や、点の記で有名な剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓において日本初の氷河も発見とされました。
その一面で長年に渡り大自然と向き合い砂防工事を行い続けている、もう一つの立山がここにあります。

一般の方にそのような気づきをしてもらいたいとの趣旨で立山カルデラの工事現場観察会が開かれており、今回抽選により当選したので参加してきました。


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Last updated  2014.07.31 21:23:16
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