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テーマ:花と自然を楽しもう(15512)
カテゴリ:植物の話
アオツヅラフジCocculus trilobusツヅラフジ科アオツヅラフジ属
里山を歩いていると美味しそうなベリーのような青い実を付けた「これ」を見かけます。 もっとも全株にアルカロイドを含む有毒なので気を付けなければなりませんが・・・・。 秋に採取したツルや根を輪切りにし日干しさせたものを生薬で木防己(もくぼうい)というそうだ。 果実もそのまま日干しにして保存するとありました。 漢方では消炎、利尿、鎮痛薬としてリューマチ、神経痛、関節炎のむくみに用いるそうだ。 和名の由来は青い実でツルを篭や葛篭(つづら・衣類を入れる籠)を編む材料に用いたからとか。 編む材料といえばアケビもそうですが共に落葉ツル植物ですが木本性です。 アオツヅラフジの別名はカミエビ。 閑話休題 このカミエビの意味が分からず検索していたら他の別名も出てきました。 それはチンチンカズラ、ピンピンカズラとなんとも笑えるもの。 これは、かの牧野さんがツルを張りつめてはじくとそのような音が出るから、それに基づいたものであろうとの推測だそうで納得。 他にもウマノメというのもありました。 さて本題ですが検索結構で多かったのは「神の海老蔓」を略したものという意味でした。 なんとも納得できず他にも調べていたら、古代大和民族が祭事の際に供物を入れる器を編むために使用しており、その器を神衣比(カミエビ)と呼んだということ。 これのほうが自分では納得いくような気がしました。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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