カテゴリ:植物の話
ヤツデFatsia japonicaウコギ科ヤツデ属
葉が掌状に裂けていることからその名になったらしいが8裂ということはなく通常7か9裂が多く、どうやら奇数になるようだ。 里山にも見受けられますが通常は庭木が多いのはリューマチ・疼痛、腰痛などに乾燥した葉を布袋に入れて鍋で煮出し風呂に入れて浴湯料とするからという。 薬効的にも葉を乾燥させたものを生薬で八角金盤と呼び去痰や鎮咳のくすりとして、煎じて飲んだりうがい薬にするそうだ。 なるほど昔の人は農作業などが終わったらリラックス効果のために家に植えていたんだな~とひとり納得していたら、ウジなどの殺虫剤に用いていたそうで古い鉄道駅の一角に栽培されていたのは、かつて汲み取り便所のウジ虫殺しにその葉を使っていたためであるともありました。 ただ、におい成分としてもハエの嫌いな匂いを出すそうで、同じようにユーカリやオオセンナリもゴミ箱やトイレの近くに植えられているようである。 ヤツデは病魔よけになると昔は信じられていたようで、家の敷地内に植えると病魔や魔除けになるという迷信があったらしい。 そこで別名も天狗の羽団扇 そういえば天狗さまはヤツデの団扇を持っていますな。 花言葉は「分別」「親しみ」「健康」 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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