テーマ:食べ物あれこれ(50366)
カテゴリ:植物の話
カマツカPourthiaea villosa var. laevisバラ科カマツカ属
秋になり落葉した枝に赤く熟した果実がありました!。 ここまでに熟れた果実はジャムやゼリーに加工したり果実酒として楽しむことができます。 もちろん野鳥も大好物なので残してあげましょう。 カマツカの別名としてウシコロシとありますが、これはこの木の枝で牛の鼻輪を作ったことからついたという。 材や枝ともに硬くて強靱でねばりが強く裂けにくい事から農機具や玄翁の柄として使われたのが和名の由来。 他にも箕や笊の縁木や傘の柄、タンスなどの木釘などの細工にも用いられたそうだ。 山で刈り取った柴を結束する「ねそ」には粘りのあるしなやかな雑木の枝を用いています。 カマツカをはじめガマズミ類やリョウブ、マンサク、ソヨゴ、トネリコの類などがその樹種となります。 「染料植物譜」という書物に「大阪市通俗植物園の記録には此樹皮は金茶色の染料となす可く、材は鍛工、石工の器具の柄及杖、皮を去り曲げて牛の鼻木とし、又は鎌の柄を作る。 故にウシノハナギ、カマツカなどの別名あり、またナツユキなる名は花が五月頃に開き白色にして傘形をなすに依るといふ。実は十月頃成熟し食用に供すること」と記述があるそうだ。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.11.27 20:16:11
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