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カテゴリ:植物の話
サザンカCamellia sasanquaツバキ科ツバキ属
江戸時代からすでに栽培されており、ヨーロッパ方面にも渡っていたことから学名もそのままです。 種類で大きく3つに分けられ、サザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群となり花色も赤やピンク、白の他にも品種改良も多く300種類以上だという。 冬の華 サザンカ「国立歴史民族博物館」によるとサザンカ現存品種名は全256種+海外品種11種となっていました。 原産地は日本で秋から冬にかけて咲く常緑低木で、ツバキとの違いは花が散る際には花弁が一枚ずつ落ちていきます。 細かく書くと葉柄には毛があるとか葉縁には鋸歯がある。 葉の表面は濃い緑色で裏面が淡い緑色で主脈は明瞭などでも同定できます。 ツバキ同様に実から油を採れ、秋に採取し天日乾燥後に砕き、蒸熱、圧搾して精製するとサザンカ油となります。 ツバキ油と有効成分は同様の脂肪油で、オレイン酸、リノール酸で黄色を帯びた緑色でのちに橙黄色になり軟膏の原料に用いるそうだ。 鹿児島、宮崎地方では、サザンカの新芽を製茶して飲用していて、香りが良いので香袋にも用いているという記録もありました。 花言葉は「愛嬌」・「あなたは美しい」・「永遠の愛」など また花色にも違いがあり写真の赤色では「あなたは美しい」となります。 県内では今は富山市ですが旧細入村の村の花がサザンカなのですが耐寒性があるだけに冬の華として重宝していたのでしょうか。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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