テーマ:今日の出来事(292809)
カテゴリ:ワークショップ
昨日は応急手当普及員の三年ごとの更新講習に参加してきました。
各自の職場において応急手当の重要性を広く普及させると共に講習の要請があった場合に管轄の消防署から24時間の勤務を終えた救急救命士が講師役として出て行かれます。 といっても富山市の昨年の救急要請は17569件で平均すると一日当たり48件、おおよそ30分に1件の割合で出動しているそうで職員が何人も出向くことはできません。 そこで自分たちのような普及員がボランティアで救命士さんと一緒に相手先に出向いて応急手当の講習を担当してきます。 ガイドライン2010に適した指導法をしているのか効果測定をするとともに新たな発見もあるだろうと全員が展示しながら効果測定をフィードバックもしました。 どのジャンルでも大切な事ですが、まずは「ポジティブ・フィードバック」として肯定的に!正しくできたところ、良いところそのまま褒める評価からします。 次に「ネガティブ(否定的)フィードバック」として展示の間違いや失敗をそのまま指摘してあげました。 そして「コンストラクティブ(建設的)フィードバック」として間違いや失敗があった場合に、そこを指摘するだけではなくその理由とともに改善点を建設的に考える意見を出し合いました。他には「レセプティブ(受容)フィードバック」もありますが今回は省略。 基本は傷病者に対し救命の連鎖として「心停止の予防」「早期認識と通報」「一次救命措置」そして救急隊に引き継ぐ「二次救命措置」までが大切とされ、その間の救助法に間違いはないのですが早く、強く、絶えまなくを心がけるときは無駄な動きがない方が救助者も疲れないということからの測定です。 終了後の消防署の前はT字路の交差点なのですが、さすがに皆さん普段から危機管理ができている人たちばかりで全員が車の方向指示器を出されていました。 当たり前のことなのですが最近は本当にひどいですよね。 おさらいをすると「ウインカーは曲がる30m手前もしくは車線変更する3秒手前で出しましょう」と皆さん習っているはずです。 ところが最近は曲がる直前まで表示しません。 憶測では後者の「3秒手前で出す」がドライバーの記憶の前面に出すぎて直前となるのでしょうが、これは間違い。 40キロで走行する車が安全に停まるのに30m必要とし、それには3秒を要するからで右左折ゾーンのラインが引いてある所はすでに30メートルあるので、そこでは出しておくのが当たり前の行為! というか危機管理として自分の意思表示しておかないと追突されまっせ! 決して決まりだから方向指示器を出すというだけじゃないんだけどな~。 ついでにポチッと ↓↓↓↓ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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