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少なくとも、年に一度くらいは行きたいと思う、本当に美味しくて大人の味わいのレストラン、コートドール。そのコートドールのオーナーであり、シェフである斉須さんの著書です。
5月にランチでお邪魔したときに、お店にこの本が置いてあり、タイトルを見たときに非常に面白そうだなと思って、帰ってから早速注文しました。フランスで修行し、日本に帰ってからも、常に、日本のフレンチレストランのトップクラスの評価を継続して得ているコートドール。サービスもお店の雰囲気ももちろんお料理も、コートドールでなければ味わえない、至福の時が流れるお店だと、伺うたびに思います。 この本を読んで、コートドールで得られる満足感は、なるほどこのような仕事の仕方をしているからなのだ、と納得することばかりです。徹底してお店には顔をださない斉須さんの基本は掃除だそうです。創造の源は掃除であるということは良く聞くことなのですが、コートドールでは、みんなで掃除をし、たとえば柄の短い箒など、近代的な道具を使わない掃除用具を使うことによって、逆によく汚れが見えるようになるそうです。このような一つ一つの工夫が集積されて、日々のお料理、サービスに結びついていくんですね。基本中の基本ですが、実際にコートドールでお食事をすると、そういった一つ一つが積み重なってかもし出しているということが良くわかります。 この本を読まれて実際にコートドールに行かれる場合でも、初めにコードドールにいってお料理を味わってからこの本を読まれてもいいと思いますが、ぜひ、両方体験してみていただきたいと思います。仕事とは、ということの基本も、応用も、この本を読むと見えてきます。どのような仕事をする場合でも、参考になる内容だと思いますので、どうぞみなさん、読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.17 00:11:11
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