カテゴリ: 「IT関連」の本
時代の大きな変わり目に、いかに働き、いかに学ぶのか。「ウェブ進化論」の梅田さん、渾身の新作です。
今回は、梅田さんご自身もおっしゃっているように、御自分のことを交えながら進んでいくので、心に深く浸透してくるようです。読みながら、梅田さんの志がしんしんと伝わってくるようです。その感じがとても共感できるんですね。やはりいかに働きいかに学ぶかということは、いかに生きてきたのか、どのように生きるのかということと同じ意味なのでしょう。そして、まさに明治維新のころの一身で二生を生きるといわれた頃よりもさらに、今のこの時代、一身にして二生を生きるがごとくとなるだろうとおっしゃっています。この時代に生き、日々仕事をしている現場で、本当に梅田さんのおっしゃっていることはひしひしと感じます。 この本は、ぜひ若い世代の人たちに読んでもらいたい本です。特にこれから巣立つ若い人たちは、新しい時代の担い手であり、もっとも活躍する世代となるのです。これからの若い人たちは、インターネットリテラシー・ウェブリテラシーを身につけることがもっとも必要な世代であります。ますます、どのような業種の仕事でもインターネット抜きには、考えられなくなってくるでしょう。新しい世代にもっとも必要なこの学習は、残念ながら、今は教育の現場ではなかなか学ぶことはできません。 総表現時代となるこれから、志と志向性を持ち、自由に自発的に生きていける新しい時代、そういった時代に社会に出る子供たちの必読書です。 新しいもう一つの惑星ともいえるインターネットの世界はまだ生まれたばかりです。今のうちに、より良い美しい世界に向かうように、今、この場にかかわる私たちが育てていかなければなりません。 これからの世代の子供たちの可能性が開かれるように、asomeもこの世界をよき方向に向かうべく努力していきます。 梅田さんにはいつもいつも行く方向を整理していただき、励まされています。とてもありがたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.17 20:58:54
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