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カテゴリ:本
『硝子のハンマー』
基本的に通勤時の2駅間でしか本を読む時間をなかなかつくれないので1冊読むのにかなりの時間はかかりますが結構本読むの好きなんです そこで以前読んだ『青の炎』描写も細かく読んでいて映像が浮かんでくるぐらいすごかったんでおそらく貴志祐介さんは綿密な取材をされて1冊の本を書き上げているんだろうなと。 そんでもって『青の炎』の後に書かれた『硝子のハンマー』を図書館で借りることに 『硝子のハンマー』のあらすじ エレベータに暗証番号、廊下に監視カメラ、隣室に役員。厳戒なセキュリティ網を破り、社長は撲殺された。凶器は。殺害方法は。弁護士純子は、逮捕された専務の無実を信じ、防犯コンサルタント榎本の元を訪れるが・・・(ちょっとわかりにくいですが・・・) いわゆる密室殺人です。 密室ということもあって建築要素がはいってくるんですがこれまた細かいです。 仮説をたてては可能性を一つずつ潰し、また新たな仮説を立てていくんです。 物語は1章、2章とわかれていて正直、1から2への繋がりに無理があるのでは・・・と思いましたが物語自体はぶっ飛んだ要素はないのでなんの疑問もわかずに素直に読むことができました。今回もかなりの濃度です。 残念ながらこの後の作品はありませんが次の本も楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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