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3Q決算がかなり出揃ってきましたが、
パラパラと振り返って、 スティールパートナーズ銘柄の電気興業(6706)を見てみました。 大型通信アンテナを扱っており、 地上デジタル放送関連の銘柄のようですが、 配当が単体純利益の90%。 スティールパートナーズが9.8%の大株主だからでしょうか。 長期借入もなく自己資本比率も56%で、財務的には良好のようです。 2月9日に3Q決算を発表しましたが、好業績で進捗率も、 売上高で71.3%、経常利益で81.7%、純利益で90.3%ですが、 上方修正をしていません。 そして短信では、当グループの第3四半期の特性として、 『例年、当グループの売上高は、工事の完成引渡し、ならびに顧客への製品納品が期末に集中する傾向があり、第3四半期の業績については、経過期間の割合に対して低くなる傾向がありますが、当第3四半期につきましては移動体通信分野の拡大により好調に推移しました。』 と説明しています。 つまり3Qまでが好調で、一番数字が上がる4Qが残っている状態なので、 本決算までに上方修正が期待でき、 おそらく増配もセットになると思われます。 ちなみに前期の3Q進捗率は、実績に対して、 売上高で58.8%、経常利益で43.6%、純利益で41.3%でした。 でも昨年はこの段階で上方修正をしているんですよね。 この進捗率で。そして実績は、 この上方修正した数字よりもさらに上ブレして着地しました。 見た目の予想PERは24.8倍と割安感はなく、 来期の業績は地デジ次第で、会社四季報も減収減益予想ですが、 需給的には信用売残が多く、貸借倍率は0.58倍。 短期なら面白いかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/02/22 11:07:31 PM
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