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GWは溜まったマイルを消化しようと、近場のサイパンに出かけた。
日本からわずか3時間程度フライト、お手軽である。 2005年になってから2度目の海外であるが、今回は完全な骨休みである。何も格好をつけるわけではないが、私の場合日本でゆっくりしていても心の芯に染み付いた疲れが取れることはまずない。 そういう意味では、パチンコや家でごろ寝でストレスが解消されるオッサン達が羨ましくもある。つい先日も銀座の飲み屋で酔い、経費で落とせるからと馬鹿なお金を使ってしまった。気がついたらOLの月収位使っていた。悲しいかな、成長しない自分にまた直面してしまう。世の中に還元もいいところだ。この日記を読んでいる諸君に言っておくが、有名になろうが、事業で成功しようが、お金を掴もうがそれほどモテることもない。全ては幻想である。成功する=感受性もかなり鋭くなっているのだから、人の浅はかさや、計算や企てもかなりの部分を見抜けてしまうのだ。つまり、ガキの頃や若造のように素直に異性に夢中になれないのだ。日々色々なねぇチャンからメールが入るし、かなりいい女からの連絡も多いが、私を夢中にさせるものではない。 そういう意味でも、費用対効果が高く心を満足させてくれるのは、私にとっては旅である。サイパンは何もない島。広い道とコバルトブルーの海、低層の住宅が程よい距離間で並ぶ島。多くの人は、サイパンなんてつまらないという。しかし、私はブランドをDFSで買い漁るほどブランド品に興味も今はいないし、(というかDFSに売っているブランド自体、私の興味を惹くものですらない)加えて、ここぞとゴルフやマリンスポーツに勤しむ輩でもない。 つまり何もすることがない。これこそが最上の喜びである。強い太陽に焦がされ、砂浜に寝転び、海を何時間も静かに眺める。夕暮れ、まったりとした空気の中で、バーでグラスを傾ける。これ以上の幸せが一体どこに存在するというのか。都会のスノビッシュな高層マンションにも住み、東京の夜景を眺めながら酒も飲んでいたが、何もない島で寝転ぶ程の満足は得ることはできなかった。 ま、そんなことで心の95%の澱を吐き出し、JAPANに戻ってきたというわけである。 13階の窓からは日本らしい夕暮れ、しかし、まだまだ私は作成しないといけない作業が山のように待っている。疲れたら海外。これしかないね! KEN NOZAKI お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.07 18:37:26
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