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そもそも、ガソリン税と重量税が道路特定財源で、道路整備を“加速”させる為に時限立法で暫定税率を決めているだけです。 ガソリン税も重量税も、しっかり徴収され財源に当てられているので、道路建設が全て止まる訳では有りません。 ただ、オリンピック招致や地方格差の解消?には不都合でしょう。 で、地方格差の解消の為の、新道路建設は本当に有効なのか? 現在も、それを目的としたバイパスや高規格自動車道路の建設を進めていますが、完成した後を見ると、田舎から街へ地方から都会への人口流出が加速している傾向です。 ナゼ? バイパスや高規格自動車は、街と街を結ぶのが目的で、その途中の地域はインターチェンジと言う特定の出入り口でしか利用出来ないし、インターチェンジまでの道の整備はオマケ的で、生活道整備に関しては疎かになってしまうからです。 税金による道路整備には、通行台数や道幅・カーブの半径などの制約があり、建設費が膨大になったり、地域の実情やニーズに合った整備が出来ない場合が多いようです。 それと、クルマを持つ人のみが恩恵を受け、持たない人には公共交通の衰退でより不便を強いられてしまう。 既存のバス路線は、未整備の道路を走り、自家用車との時間差や便利差も拡大するから、自家用車を使い新道路は渋滞する悪循環も引き起こしています。 暫定税率を全て廃止とは言いませんが、道路建設に特化した物で無く、公共交通も含めた交通整備への財源として、減額して行くべきだと私は思います。 写真は岡山電気鉄道のMOMOちゃんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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