明日の主人公
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本を宅配してくれる図書館の方が、新刊を持って来てくれました。 私と子供が鉄道好きな事を知ってからは、鉄道関係の本が入ったら、必ず届けてくれます。 雪をかき分けながら・・・f^_^; 最近は鉄子関係の本が多くなり、正直な所その手の本はチョット・・・ 汚っさん(略して 鉄汚)には、合わない気がしていました。 最初、この本の表紙を見て、高校か短大の鉄道クラブかな?と思ってしまいました。 しかし、読んでいくと『えちぜん鉄道』のアテンダントの方が書かれた本で、なかなか面白い本でした。 以前は京福電鉄が走っており、私もナホトカ号の重油災害でのボランティアの際には、三国芦原線の踏切を渡る事で、やっと着いた!と思ったものでした。 それが、老朽化や人命軽視の合理化が影響していると思われる2度の大事故を立て続けに起こして、国から運行停止命令を受け、運行再開を断念した事は知っていましたが、第三セクターとして再出発した事、車掌では無くて“女性世話人”(アテンダント)が誕生した事は知りませんでした。 特急列車では、女性車掌がいる事は知っていましたが、本来車掌はドアの開閉や車掌弁と言うブレーキの操作と客の安全の確保、切符の販売清算・検札などが主な仕事で、観光案内や乗降や車内移動の手伝いなど、乗客一人一人に応対する事はほとんど有りません。 それに対し、えちぜん鉄道は合理的なサービスの一つとして、女性世話人を電車に乗せ、個々のお客さんの多様なニーズに対応するという思い切った事を行っているそうです。 弱者にとって、どんなに嬉しい事でしょう! 子供や女性が安心して一人で乗れ、体に障害が有っても安心して乗り降り出来、沿線の地理や交通機関に不案内な人でも安心して目的地に行ける! 私の様な人間は、鉄道の事も知りたいし、地元の人から生の情報も知りたいし、その橋渡し役も欲しいので、『えち鉄』以外にも世話人が乗っていて欲しいと思いました。 本では、アテンダントらしい言い(書き)方で、観光案内をする様に分かり易く、誕生の経緯から今日までの体験や『えち鉄』の紹介をされています。 鉄道マニアで無くても、小売り業・サービス業・会社経営者の人などにも、顧客サービスとは何かを考える一冊にしてもらいと思いました。 文中、社名決定に当たり“くずりゅう鉄道”との案も有った、略すと“くず鉄”となってしまう…確かに! 先のガソリン税の暫定税率に関しても、この様な公共交通機関をより、身近に使えるための補助金に、使って欲しいものです。
近況報告 2012.12.12 コメント(2)
今日も暑かったです 2012.07.27 コメント(2)
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