明日の主人公

今日は、北房の『ぶり市』でした。

朝ユックリしていたので、着いたのは昼過ぎでした。

10時から販売されていたブリも、殆ど売り切れ最後の一つになっていました。

最後なので値下げのうえ、アラをサービスしてくれました。

ただ、支払いを待っている最中に、後から来たオバチャンが「コレちょうだい!」と、私のパックの身を指で力強く押さえ付ける…あの～(-"-;)


『ぶり市の由来』

300年の伝統を持つ歳の市

　その昔 備中の国北房を中心とした近郷13ヶ村１万石を領有した伊勢亀山藩が町内の中津井に陣屋を置き領内繁栄を図るため、ぶり市を奨励した事により繁昌するようになったといわれています。当時、魚を食べることの少なかったこの山里でせめて正月だけは鰤を食べて・・・と多くの人々が繰り出し米一俵もする鰤が2～3千も売れたといいます。

　最近では旧正月を祝う家は少なくなりましたが北房地域の年中行事として町内の砦部(あざえ)商店街一帯で往事の鰤小屋を復活させ100余店の露店が立ち並び『ぶり市の風に当たると運がよい、風邪を引かない』などと言い伝えられて、今もこの日を心待ちしている人々で変わりなく賑わいます。
(パンフレットより)