カテゴリ:骨髄
そろそろ終わりかけている映画ですが、今日やっと観に行けました。 白血病に侵された少女、そして家族の物語とでも言いましょうか。 それぞれが、それぞれの立場で最善を模索する中、それぞれの最善が微妙にすれ違う・・・ 上映開始早々涙してしまいました。 ストーリーもですが・・・ 以前、兄弟とHLA(白血球の型)が一致し、家族や親戚からも兄弟だから提供が当然と扱われる事への、やり場の無い様々な思いを聞いた事があり、それが重なってしまったからです。 助けたいけど、自分達の生活も有り簡単に提供に臨めない現実、家族や親戚は適合した事だけで救われたと喜び、当然無条件で提供すると思い込まれ、拒否しようものなら兄弟が好きでないのか!と言われる事への不安・・・ 血縁者間の移植は、病院ごとに異なるので一概には言えませんが、骨髄バンクの様に中立の立場でのコーディネートが行われているかは 非血縁者間だけでも移植が可能な様に、登録者数を増やして行く必要があり、血縁者と言えども提供できない事で、引け目を感じる事の無い社会になってもらいたいと願ったのでした。 物語の流れは、 別の感動を用意していたのですが、 それを思い出させるだけの、リアルな描写もある映画でした。 患者さんの願いの一つに「骨髄移植」があるのなら、それを叶えるべく励みとして行かねばと思いながら、映画館を後にしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[骨髄] カテゴリの最新記事
|
|