カテゴリ:カテゴリ未分類
テレビでも原因に付いて諸説飛び交っておりますが、共通して言われているのが、世界一遅い=安全なはずのに…でした。 しかし、今回も有力視されている。せり上がり(乗り上がり)脱線では、低速ほど条件的には起こり易くなります。 車輪には脱線を防ぐ目的で、内側にフランジと言われる“つば”が付いています。 カーブでは、レールの側面に当たり脱線を防ぐのですが、その時に車輪の回転により、上から下↓方向への摩擦(マサツ)力が働き、それにより車輪へは上に上がろうとする力↑が働いてしまいます。 この時、高速なら滑りの作用(滑り易い路面で急にアクセルを踏むとタイヤがスリップする現象)も有りますが、非常にユックリで横方向の力も大きく、フランジとレール側面の傾斜や荒れが大きいと、金属同士が噛み合った形で乗り上がる事が起きます。 通常はレールやフランジの異常摩耗を防ぐ意味で、油などを塗ったり傷などを磨き落としたりします。 最終的には現場の状況などを調べなければ判りませんが、単独もしくは複合的な要素で、せり上がり脱線の可能性は大きいと思います。 また、4両目の食堂車から起きたとの話しも有りますが、6両目が最初に脱線し、5両目4両目と脱線した6両目が落ちるのに引っ張られて脱線した様にも見えます。 亡くなられた方のご冥福と、原因が究明され適切な対策が講じられる事を願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|