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JR高速夜行バス(ドリーム静岡・浜松1号)は14時間ほどで浜松駅前に辿り着きました。 静岡駅前には、5時前には着いていましたが、そこから通行止めにより渋滞が確実な高速道路に再度入ります。 運転手さんも、静岡駅出発前にもう一度、この先の大幅な遅れを説明し、急ぐ人には鉄道への乗り換えを勧めておられました。 鉄道も先行きに不安が有りましたし、トイレと暖房さえ有れば、何時間かかってもバスの中に居る方が良いと思い、私はバスに残りました。 途中下車された方には、運転手さんに色々詰めた方もおられた様で、しばらく発車しません。 ほぼ満席だった車内は、途中のバス停で下車予定の人や、遅れ覚悟で6・7人だけになりました。 お陰で車内も広く静かになり、この後続く長時間の車内軟禁にも、パニックが起きなかったと思います。 そして、バスは先行き不透明な高速に入り、浜松に進みます。 袋井市まで1~2キロという所でしょうか? とうとうバスは、道路閉鎖による渋滞に捕まりました。 その時の渋滞は4キロと道路情報では表示されていました。 それから、断続的に進みますが袋井市の直前で完全に停滞してしまいました。 その時の渋滞長は4キロのまま… 7時を過ぎると、周りの車から用足しの人が道を渡って斜面に出だします。 また、路側帯を走る一般車も出て危ないのと、緊急車両まで走れなくなる事で、渋滞が悪化・長期化するのを覚悟しました。 渋滞長を調べると、システム障害で更新出来ないとの事…知らずに巻き込まれる車もあるでしょう。 女性は斜面を降りて、橋の下に行かれている様でした。 運転手さんも、時々2階に上がって来られ、大丈夫ですか?と声を掛けられ、前方の様子を確認されていました。 バス会社も、状況が掴めていなかった様で、運転手さんも一人で大変だったでしょう。 聞けば、燃料は沢山残っているとの事だったので、暖房は大丈夫と安心し、逆に運転手さんに残業代が付くのか?など、乗客も心配していたり、ゆっくり休んでおいて下さいと言ってみたり… 3時間ぐらい1ミリたりとも動かず、別サイトで調べると渋滞長は10キロとか… 通行止めも袋井から名古屋市内一帯に広がっていました。 乗客も個々に知人などと連絡を取り、情報をある程度把握していたので、諦めも付いていましたが、8時か9時頃に運転手さんから浜松市内も大渋滞で動かず、浜松始発のバスが数時間たっても、未だに市内から出られていないとの報告が有りました。 静岡まで、イビキが酷く寝られない人も多かったのか、寝ている人も多かったです。 私も気を付けていたのですが、時々自分のイビキで起きておりました。m(_ _)m 11時頃には、運転手さんが水は無いけどガムなら有りますと、差し入れを申し込まれたり、気遣ってくれました。 また、路面の凍結が酷く、凍結を溶かす作業を行っているとの説明も有りました。 目の前に止まったトラックの屋根には、雪が積もっていて昼になっても残っていましたので、凍結には納得できました。 その後、12時過ぎに通行止めが解除され動き出しましたが、途中で止まった車の他、パトカーが“歩行者アリ”の表示を出していたのには!? その先には、キャリーパックを持った一団が…少し先にもアベックらしき2人が路側帯を歩いています。(汗) 袋井インターまで来て、理由が分かりました。 観光バスが2台止まっており、乗客らしき人達が下りてトイレに向かっていました。 格安のツアーバスがトイレを持っていなかったので、待ち切れない人がバスを降りて歩いていたのでしょう。 そして、車が動きだしたらバスは乗せる事無く(止められなかったのかも知りませんが、そのまま走り去って袋井インターに止まったのでしょう。 (パニックが起きたのかも知れません。) そして、14時頃に浜松駅に着きました。 乗客同士も、労を労いながらバスを降りました。 運転手さん、ありがとう!お疲れ様でした。 乗客の皆さん、イビキをかいて御免なさい。m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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