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2006.09.27
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カテゴリ:重い月

女の子が お母さんと 暮らしていましたが 

 

大好きなお母さんが 病気になって入院していました。

毎日 お見舞いに行っては

色んな話を していました。

今日は 何の話を聞きたい??

そうだ おむすびころりんの話しは どう

 

女の子が やっと覚えたお話を お母さんに 話すと

 

お母さんは うんうん といって 笑って聞いてくれました。

そして おいしい おむすび食べたいね って

 

ポツンと 一言 言いました。

おいしいって  おいしいって  わかったあ

 

明日 おむすび 作ってくるね   持って来るからね

女の子は   おむすびを 作りました。 

 

女の子が 病院に行くと

お母さんの周りに お医者さんや 看護婦さんたちが

 

集まっていました。

 

女の子は おかあーさん  と駆け寄ると

 

お母さんは 目をあけました。  少し ゆっくり開けました。

 

おかあさん はい おむすび 作ってきたよ

 

と お母さんの手に おむすびを にぎらせました。

力なく  手を伸ばした おむすびは

 

お母さんの 口に ゆっくりと 運ばれました。

 

一口食べて  ああ おいしい   と言った後

おむすびは お母さんの手から  コロンと落ちました。

 

最後の時  私もおむすびが 食べたい

 

ボタン母ちゃんも おむすび食べたもの

バンデラスは 焼酎だろうなあ  

 






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最終更新日  2006.09.27 10:51:10
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