テーマ:ショートショート。(573)
カテゴリ:重い月
大嵐の時 助けた姫に もう一度会いたいと
海の王子が 魔男の下に やってきた。 どうか 僕を 人間にしてください。 足の代わりに 声を あげるのは 嫌です。 人魚姫のように 泡になりたくないから 魔男は 声の代わりに 別なところを もらい 海の王子を 人間の姿に変える薬を 渡した。 王子は 薬を飲むと 意識をなくし 砂浜に 打ち上げられた。 完璧な男の姿 かっこいい これなら 姫も 惚れるはずと 寝たふりしてたが 誰も 気がつかなかった。 なぜなら 大きさが 10センチしか なかった。 魚と 間違えられて 鳥に さらわれた。 王子が 魔男に あげたものは 皆様の 想像とおりの物で ございます。 魔男も その価値にあわせて その位にしか 変身させませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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