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カテゴリ:絵画
先日の日記で母の事を書きましたが ご心配・励ましの言葉・お気遣いを ありがとうございました。 病院の検査の結果「軽い貧血」ということで 他はどこも異常が見つからなかったそうです。 でも眩暈がまだ続いているらしく 精神的なことで何か追い詰められていた事が あるような気がするのですが 聞いても話してくれないのでちょっと心配なのです。・・・ 多少のことでびくともする母親ではない筈なのだけど やはり年なのかなぁと思います。 今後のことを姉妹で近いうち相談しようと思います。 さて今日の画像は マリー・ローランサンの「森の娘達」 1921. paris マリー・ローランサンといえばピカソのアトリエである「洗濯船」に 集まった多くの芸術家の一人ですが ピンク・ブルー・グレーなどのパステルカラーに似た 淡い色調で甘美な女性像を描く画家で知られています。 恋人は詩人の「アポリネール」でした。 このほわっとした優しい感じが何だか春のような感じです。 どちらかというと人物画はあまり好きではないのだけど これは妹が好きな絵で私に複製をくれたので 写真に撮って額をつけて見ました。 マリー・ローランサンは詩人でもあるのですね こんな詩を書いてました。 「鎮静剤」 退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です 悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です 不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です 病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です 捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です 追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です 死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です この詩は1911年ルーブル美術館から 「モナリザ」の絵が盗まれた時アポリネールが 盗賊の仲間だと疑われ長期間留置所に入っていて 出所した時に「アポリネール」に向かって詠んだとか・・ ? 何も連絡がないことを訴えた詩らしいです。 それにしてもどこかで聞いたことがあるような詩ですね ちょっと悲しい詩ですね さてこちらも雪がかなり溶けてアスファルトが出ています。 毎日明るい日差しが続き すべての事がよい方向に向かってくれればと願うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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