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季節の花

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2020年04月29日
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あっという間に4月も終わりになりGW突入になりました。
マスク作りは続いていて自粛のうちにやりたい事もだいぶ進んでいます。

この数日間はシンガポールにいる妹と
スカイプ通話やメールのやり取りがありました。
シンガポールも緊急事態宣言で日本よりも
規制が厳しく友達にも会うこともできないそうです。

仕事も取引会社が休みのため自宅ワークで精神的にも
落ち込み気味になるのでこの期間を利用して
今まで旅行に行った際に集めた
パンフレットとかカタログを整理したり添付のような旅行の感想を
改めて書こうと思っていると書いてありました。

妹はワインが大好きでフランスやロシアなどを旅行していて
何年か前にも旅行記を送ってきたことがあります。

誰か一人でも読んでくれたら書く力が湧いてきて励みになるというので
日記にUPしたいと思います。

旅行好きな方・ワイン(お酒類含む)好きな方読んでくれると嬉しいです。

妹ながら私との生活はかけ離れていて
その行動力は昔からぶちぬかれているというか(;^_^A
生きることに貪欲というか常に向上心を持っています。
少し長い文章ですがゆっくりでも読んでくれたら幸いです。

そんなんで一枚目の旅行記は

東京 「野田山」の金本兼次郎さんに送った「ファンレター」

野田山は200年続くうなぎの老舗で
金本兼次郎さんは五代目社長です。



*********************************************************

★チャンギ発 自分の☆の見つけ方 ファンレター 2013年 8月★

金本兼次郎さま

 初めてお便りします。
 先日こちらで放送されたNHKの「仕事の流儀」を
熱い気持ちで拝見させていただきました。
ここシンガポールで鰻を食べることはそんなに難しいことではないですが、
映像を見てしみじみと日本で金本さんのような職人さんが
さばいて焼いた鰻を食べたいと思いました。


それと途中映像に出てきた白ワインに目を奪われました。
鰻と言えば赤、特にメルロー種に合うとここで教えられたのですが、
白ワインというのが斬新でした。

グラスに映る黄金色の輝きを見て、もしかして・・・と思いました。
そして金本さんとドミニク・ラフォン氏が
画面に現れた時には何とも言えない感動でした。



ドミニク・ラフォン氏

 実は2006年にパリからTGVでディジョンへ、バスでボーヌへ旅行した際に
ドミニク・ラフォン氏と偶然出会いました。

ボーヌで滞在したホテルの近くにあったレストランCaves Madeleineの前を
何回か通りかかり、思い切ってランチのために中に入ったところ
素敵な日本女性がそこでワイン修行のため働いていました。

彼女のお陰で日本語で料理とワインを頼むことができ、
ほっと一息ついて一人でテーブルに向っていると
ドミニク・ラフォン氏の友人から
一緒にランチしようと声をかけてもらいました。

その時はドミニク・ラフォン氏どころか
「ムルソー」という白ワインの知識もほとんど無く、
「ワインを作っています」と言われても、
「そうなんですか」としか答えることができませんでした。

私はドミニク・ラフォン氏の隣に座ることになったのですが、
脱いで椅子の上に置いたジャンバーが
私の邪魔になっていないかと尋ねる繊細な感じの人でした。
ワインも少しご馳走になったと記憶しています。

お友達が「彼のワインを買って行ったら?」と言うので
「いくらですか?」と尋ねました。
その答えは節約旅行をしていた私にはちょっと手が出ない値段だったので

「高いんですね」と正直に言うと
悲しそうな目をしたのが今でも記憶にあります。
こちらに戻って来てからワイン仲間に旅行の写真を見せたところ
「もしかしてドミニク・ラフォン氏じゃない?」ということになりました。

今ではとてもいい思い出ですが、
ただあの時彼のワインを買って帰らなかったことが今でも悔やまれます。

 長々と自分の旅行の話を書いてしまいましたが、
出来れば「野田岩」さんへ伺って白焼きにキャビアを載せた鰻と
ドミニク・ラフォン氏のムルソーが飲めたらと思っています。
 今はこれが私の「夢」の一つになりました。

今年が無理であれば是非来年中にと思っています。
この手紙は職人金本兼次郎さんへのファンレターです。

日本では数少なくなっているであろう職人
魂を貫きそして後継者へと繋げていることに
一日本人として憧れを感じています。
くれぐれもお体を大切にされて、多くの方々のために
美味しい鰻を出してくださることを願っています。
2013年8月22日


これが妹が金本兼次郎さんに出した「ファンレター」です。
この展開がどうなったか次回の日記にUPしたいと思います。

今は世界中がこの環境下で気をはる毎日が
続いていますが

少しでも活力が湧いてくれるかと思い日記にしました。

妹の旅行記は以前フリーページに
UPしているのですが

チャンギ発自分の★の見つけ方・vo2
チャンギ発・自分の★の見つけ方 @エミルタージュ美術館inサンクトぺテルブルグ
​​​​

興味のある方見てくれると嬉しいです。






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最終更新日  2020年04月29日 20時59分30秒
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