ずっとずっと あいしてる。
PR
Category
Favorite Blog
Comments
Calendar
Archives
Keyword Search
< 新しい記事
新着記事一覧(全85件)
過去の記事 >
以前ここでもお話していた華子ちゃんが今年の9月14日、 家族に見守られる中、自宅で静かに息を引き取りました。 12月には19歳の誕生日を迎える予定でした。 彼女が生きた最後の一年間をNHKのU子さんが追い続け、 先日ついに「クローズアップ現代」の中で放送されました。 この番組は下記の方法で見ることが出来ます。 出来れば一人でも多くの方に 彼女と彼女のご家族の生き方をお伝えしたく ここで紹介させていただくことにしました。 NHK「クローズアップ現代」へ飛び、「動画」をクリックしてください。 飛ばない場合は、下記のURLをコピぺしてご覧下さい。 http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2977
<華子ちゃんについて> 彼女は生まれつき心臓に障害があり 何度も手術を繰り返しました。 しかし、自分の心臓では生き続けることが出来ず 8歳の時ドイツで心臓移植を受けました。 実は移植したからと言って一生元気に過ごせるかと言ったら 現実はそうではないのです。 その時医師から「ひとまず10年頑張りましょう」と告げられ 華子ちゃんは残り10年の命をカウントダウンして生きて来ました。 産まれた時から病院で過ごして来た華子ちゃんの夢は 「家族3人で暮らす」ということでした。 ゛今、自分に出来ることは何か?゛を探しながら、 現実から目をそらさず自宅で両親と仲良く暮らして来ました。 ところが4年前..15歳の時、 脊椎が湾曲。肺を圧迫して呼吸が苦しくなった為、 気管切開して人工呼吸器の生活が始まりました。 それでも華子ちゃんは「自宅で家族と暮らしたい」と 在宅医療を受けることに決めたのです。 華子ちゃんは色々なことを自分で決断して来ました。 自宅で暮らすことも、人工呼吸機器を付けることも、 人工呼吸器を付けて学校に通うことも、全て自分で決めて来ました。 ご両親も彼女の気持ちを尊重して育てて来られました。 そのお陰で、彼女は普通の女の子と変わらない生活を 楽しむことが出来たのです。 ところが、今年の6月に入って 彼女の腎臓の「糸球体」という部分が 9割方機能していないことが分かりました。 人工透析をしないとこれ以上生きて行けないほど重症でした。 しかし、透析をするのは身体に負担がかかり、 免疫抑制剤を飲み続けている彼女が いつ感染力の強い菌に侵されるか分からないため、 自宅での療養は難しいと医師から告げられました。 家族3人は透析する場合としない場合の説明を受け、 彼女自身が「透析をしない」という選択をしたのです。 それは、年内命が持たないかも知れないという決断でした。 最後は主治医の先生が 華子ちゃんの意識を保ちながら痛みが無いように、 上手くモルヒネの量をコントロールされ、 家族や周りの人達とコミュニケーションが取れる状態にして下さいました。 その中で、彼女は彼女らしく、最期まで見事に生ききったのです。
*その様子をNHK「クローズアップ現代」でご覧下さい。 *テレビをみるひと http://tv.gazer.es/2010/12/08/3640/#respond *華子ちゃんのブログ http://plaza.rakuten.co.jp/ariel007/
生きるということ。 2012.06.08
いのちは長さじゃないよ。どう生きるかだ… 2011.08.20
私は一生懸命がんばって来たよ。 2010.07.12
もっと見る