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ルポ貧困大国アメリカ お正月という連休もあり、多読しています。 結構売れているというこの本ですが、 極端な民営化路線によりいろいろな弊害が アメリカ国内で出ているということのようです。 確かにオバマ氏が大統領になったというのも うなずける気がしますが、 正確なことはわかりません。 ただ、現在の日本も着々とアメリカのような 行政サービスを民営化または民間企業に委託をするという 路線に変更されていますので 将来の日本の姿なのかも・・・ 本書にある奨学金を使って大学を卒業しても 正社員としての職がなく、 パートタイマーのような低賃金の職で生計を立てているという話があり、 低賃金のために奨学金のローンを返すことができないという ジレンマに陥っているということが書かれています。 また、アメリカでは破産宣告を受けても、 奨学金は免除されないとまであります。 アメリカでは、軍隊に入らせるために、 高校にスカウトマンがいて、貧困層の学生に 奨学金で大学に行かせてやるとか、 軍に入れば、それなりのキャリアを積むための 職業経験ができるとかいろいろと甘言を 行って、軍隊に入らされているんだとか。 読んでいると、日本もそうなるのかなぁ~と ちょっと不安になります。 ちょっと政治的になってしまいますが、 今後行われる選挙への投票を考えるうえでも 読んでおかれるといいと思います。 私個人としては、スウェーデンのような 真の意味での社会民主主義国家を 目指してほしいところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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