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2006.03.10
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カテゴリ:つれづれ
『es・エス』という映画を見ました。

かつてスタンフォード大学心理学部で実際に行われた実験に基づいて作られた映画で、
その実験というのは、普通の人が特殊な地位や肩書きを与えられるとその役割に合わせて行動してしまうことを証明しようとしたもの。

公募で集まった人間を看守役と囚人役に振り分けて模擬刑務所の中でそれぞれの役割を演じさせたところ、
看守役の被験者は次第に支配的、攻撃的に、囚人役の被験者たちは受動的、服従的になっていき、ついには囚人役の何人かが重度の情緒不安定に陥り、当初2週間の予定だったこの実験は一週間で中止となってしまったという。

この実験の話はなんとなく知っていたけど、映画を見るととてもショッキングでえぐかった(-_-;
脚色してあるとは思うけど(そう信じたい)でも実際の実験の全容は今も公開されていないらしい
ということは結構ショッキングなことも実際にあったのかもと想像してしまう。


この映画を見ながら思ったのは、


これって今地球で起きていることじゃないかな、ということ。



人間が持っている可能性は無限なのに、そのことを忘れて環境や世間のルール(常識)に服従して生きる。

こんな風に実験だとわかっていてさえ、自分に与えられた役割にはまってしまって
攻撃的になって卑劣な行為をしたり、または精神を病んだりしてしまうのだから、
まして生まれてくるときにすべてを忘れて生まれてくる人間にとって、自分の本質や人間が持っている可能性を思いだし、それを貫き通すことは簡単なことではないのだと思う。

誰がこんなしくみを作ったんだろう。
もしかしてこのシステムは失敗だったんじゃないの?
時々宇宙に向かって時々問いかけてしまう。



・・・今日は珍しくヘビーなことを呟いてしまいました。あは。





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Last updated  2006.03.11 23:46:06
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