Atelier Coo

さかのぼり日記です。

粟さんでお食事した後。すぐそばにある正暦寺に寄ってみました。

人の気配がなく、戸がしまっていて、呼び鈴を押して入れてもらいました。

住職さんが私達のためだけに説明をしてくださいます。

このお寺は宗派にはこだわらず、「修行の環境を整えることに主眼を置いている」のだそうで、
敷地はとても広く、空気も澄んでいます。

敷地内を散策しました。

本当は南天の名所なんだそうですが

さすがに４月ともなると見頃はちょっと過ぎていました。

でも山の空気は冷たく、まだ蕾のままの椿があったりしてびっくり。
夏はとても涼しいかもしれません。

いろんな植物がそこここに。
   

私が身につけていたストールと同じ色の梅の木にも出会いました。　

梅独特の枝の節回しのようなものがなく、すんなりとした枝っぷりでとても大きく、
花が咲いてなければ梅とはわからないような風情。

敷地内を散策していると、友人Cが

「ここにいると死の恐怖から解放される」

というようなことを言うので　ええ！！常に死の恐怖を感じてるってこと？？

と思って聞いていると、もうひとりの友人Aが

「ああ、わかるわぁ～」

と言う。

えええ！！？？みんな常に死の恐怖を感じながら生きてるの？？？

・・・私も体調を崩していた頃は「今日こそ死ぬかもしれない」と思いながら生きていた時があったけど、、、

健康な二人がそんなこと思ってるなんて、ちょっとびっくり。

深くは追求しないまま山をおりましたが、、友人の違った一面をみた気がしました。