フラワーエッセンス集中研修での収穫のひとつは、『アルケミー』に関する理解が多少なりとも得られたこと。
『アルケミー』・・数年前から私の前をちらちらし始めたコトバです。
フラワーエッセンスも、火・風・水・土の四大元素を使った『アルケミー』であるということはなんとなく知っていたけど、だからどう、ということまでは及ばず、
『アルケミー』に関しては、なんとなく興味はなくはないけれど私には理解不能のように思われて、関係ないことと思っていました。
しかし。
アニメに疎い私は全然知りませんでしたが、聞けば「ポケモン」も四大元素によるアルケミーのお話というではないですか。
「ナルト」も四大元素が出てくるというし、「鋼の錬金術師」という漫画もありますね。
「ポケモン」においては、根底にアルケミーの思想があるということでキリスト教社会アメリカでは
ほとんどいいがかりのようないちゃもんをつけられてバッシングされているとかなんとか・・
それにしても今の漫画やゲームの世界ってスゴイですよね。
石の名前やギリシャやエジプトの神様の名前など検索すると、必ずと言っていいほどゲーム関連にヒットする。
私は漫画やアニメを見たり、こういうゲームをしたりする習慣がないのですが、
今の子ども達はこうやってアルケミーの教えを知らず知らず自分の中に定着させていっているのかなーなんて思いました。
・・・話はそれましたが、基礎講座ではまず、古代エジプトから(本当はもっとさかのぼることができるようですが)伝わるアルケミーの壮大な歴史を教わりました。
アルケミーの教えはキリスト教の弾圧を避けるために地下に潜り、秘密結社などによって現在に伝えられたといいます。
(私はあの膨大な課題図書を読まなければならなかった時期に折り悪く(?)ダヴィンチコードを借りてしまい、課題図書をさしおいて誘惑に負けて読んでしまったのですが、それもまるっきり関係ない話ではなく、あのタイミングで読んだことはちゃんと意味があったのでした。)
そして、近代にフラワーエッセンスを定着させたバック博士(バッチという読み方は間違っているそうなのであえてバックと書きます)もフリーメーソンの会員だったとか。
バック博士はこういったバックグラウンドはあきらかにしませんでしたが、アルケミーの教えを抜きにしてフラワーエッセンスを生み出すことは考えられないと先生は言います。
博士がフラワーエッセンスに関する研究書類を死ぬ前にすべて焼き捨ててしまったのもやはりこのことと関係あるようです。
とても興味深いお話の数々で、心の中で「ほぅ~っ」と唸りました。
さて。
アルケミー(錬金術)について、wikipedeiaの解説の中に
さらに錬金術には、一般の物質を「完全な」物質に変化・精錬しようとする技術のことであり、
さらには人間の霊魂をも「完全な」霊魂に変性しようという意味を持つこともあった
(=神に近づく、神になる、神と合一する方法ともいえよう)
という一文があります。
フラワーエッセンスは、この「人を神に近づける」もしくは「神と合一する」ための触媒、
もうちょっと怪しくない言い方をすると、
人間の持てる可能性を100%発揮させるための触媒、と言えると思います。
ますます広がりを見せるフラワーエッセンスですが、まだまだ対処療法的に使われることが多いと感じます。
そういう私自身も、気になる問題や身体の症状が消えてしまうとついつい飲むのをやめてしまったりするのですが、それではもったいない。フラワーエッセンスはそんなことで終わるものではなかったということをあらためて認識し、反省しました。