ばんば まさえ展
ばんばまさえさんの展覧会に行って来ました。特に行く予定はなかったのですが、京都に行ったときに立ち寄ったギャラリーでちょうど今「Kyoto Art Map 2006」というイベントが開催されているのを知り、アートマップに載っていた作品を見て是非行きたいと思っていたら都合良く行くことができました。自由に飛びまわる羽もいつか冷たい土の上で深い眠りにつくそれは風にそれは水にそれは光にすべてはつながっているこの身体と小さな庭の片隅でいのちは静かに再生を繰り返している ばんば まさえ DMより作品は、部屋の床一面に、オーガンジーで作られた無数の小さなきのこ様のものがはえています。部屋の外からガラスを通して作品が見られるようになっているのですが、部屋の中にも入ることができます。部屋の中に入り、作品の中に立ってみると、作品があたたかで穏やかな生命力のようなもの発しているのを感じました。小道に立って見下ろすと、きのこというより草原に立っているような感覚におちいります。爽やかさに感じるのは淡いグリーンに染められているからでしょうか。とてもかわいかったです。お天気によって、また時間帯によっても影の出方がかわり、そしてになって照明をつけるとまたくっきり影が落ち、見え方も変わってくるのだそう。訪れた日は薄曇りの夕暮れ時でしたが、ギャラリーも白く、作品も白っぽくて写真がなかなかうまく撮れなかったのが残念です。遠いので何度も通うことはできなかったけど、いろんな表情、見たかったな・・ちなみにこのギャラリー、Gallery Gallery は、白くて趣があって、私の大好きなギャラリー。とかいいつつ、何年かぶりに訪れたのですが、古いビルの5階にあるこのギャラリーは、最後に来た時はエレベーターが無かったのでこの日も覚悟して行ったのですが、なんと新しくエレベーターが付いていて感動しました!時々見に来るくらいならまあ頑張って階段登ろうかという感じですが、エレベーターがつくまではアーティストの方は搬入、搬出はさぞ大変だったでしょうね。。