カテゴリ:どこかで聞いた笑える話
その家は、屋根裏に潜むネズミに悩まされていた…
ある日、母がネズミ取りを買って帰った。 それを見た娘が言った。 「あっ!お母さん、ネズミ取り買ってきたんだ!」 すると母は慌てて、 「しっ…ネズミに聞こえるっ…」 娘・「あっ…ごめん」
聞こえてもネズミには何のことか解らない。 謝る娘もどうかしている。
すかさず、側にいた息子が言った。 「大丈夫だよ、それくらいの声じゃネズミに聞こえないから…」
だから…そういう問題ではない。
翌朝のこと… 父が廊下で大きな悲鳴をあげている。 娘が近寄って見てみると、 なんと仕掛けたネズミ取りを誤って踏んでしまった父の足に、 それがしっかりと絡み付いているではないか…
娘・「お母さん、大変!お父さんがネズミ取りに引っ掛かってる!」 母・「あっ、そうかい…ちょうどいいや… それ、一番いらないものだから、そのままにしときな」
え~っ!…世の父親は、こうも肩身が狭いのか…トホホ …
その日を境に、不思議と屋根裏のネズミの足音がしなくなった。 娘は、納得したようにこう思った。 「そうか…屋根裏を走り回っていたのは、お父さんだったんだ!」
おいおいっ…
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Last updated
2011.10.04 20:02:32
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