カテゴリ:コラボレーション
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Ayuの耳は、「馬の耳」ではなかった。
打ち合わせを兼ねたリハにやって来たAyu。 用意していた新譜を聴かせた…
再生して3秒も経たないうちに、 「メッチャええ~っ!!」と叫んだ。
続いてもう1曲。 これも同じようなタイミングで、 「もう~っ最高や!!」
Ayuには私の作ったギターサウンドが、 ストライクど真ん中にヒットしたようだ。
こんなふうに反応してくれると、本当に嬉しい。 苦労して作った努力が、報われた瞬間だ。
2曲目に聴かせた曲には、まだメロがなかった。 するとAyuは、小躍りしながら即興で唄いだした… 初めて聴いた瞬間に感じるインスピレーションを、 なんの躊躇もなく表現する。 アーティストにとって最も大切な要素はこれだ。 Ayuは、そういうズバ抜けた度胸と素質を持っている。
生意気であつかましくて… タメぐちで私のことを「ヒロ」と呼び捨てにするAyuだが、 こいつだけは不思議とそれが許せてしまう。
私が投げたボールを、 同じ線上で返してくれるのだ。 そんなことができるのは、今のところAyuだけだ。
Ayuの曲作りに自然と力が入ってしまうのは、当然のなりゆき。 互いに認め合い、刺激しあえればしあえるほど、 実力を超えた世界を垣間見ることだって可能になる。
これこそが、コラボの醍醐味だ。
Ayuは、リハを抜群のレベルで軽くこなし、 2曲の新譜を嬉しそうに持って、足早に帰って行った。
「良い曲をありがとう!!」という言葉を残して…
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Last updated
2012.05.13 19:41:27
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