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2013.10.03
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カテゴリ:輝く人

 

 

村田奈津恵さんの事故は、

いろんな意味で、とてもやりきれない想いがする。

 

本人はもちろん、

遺族の方の無念はいかほどのものか…

無関係な私たちでさえ、

心が締めつけられるような感覚に陥るのはなぜだろう。

 

そんなつもりではなかっただろうが、

結果的に男性を救う為に自分の命を犠牲にしてしまった。

ほんの一瞬の差で、180度変わってしまう人生の明暗。

運命のいたずらと云うには、あまりにも過酷な現実。

 

疑問の入り混ざった、悔やまれてならない幾つかの状況。

 

「踏み切りで停まらずに渡ってしまうこともできた。

そうしていれば、あの光景を目にすることはなかったし、

娘は死なずにすんだ…」と、父親の談。

 

倒れていた男性は、

自殺をするつもりでそこにうずくまったような報道も耳にした。

その真相は?

 

奈津恵さんが車を飛び出して、

男性に駆け寄り列車に跳ねられるまで、

父親は何をしていたのか?

 

奈津恵さんは、

迫ってくる列車に気がつかなかったのか?

 

私にも昔、踏み切りで自転車ごと転倒して

泣いていた少女を助けた経験がある。

当時の模様をよく思い出してみた。

倒れている少女を発見した瞬間、

持っていた鞄を投げ捨て踏み切りに入った。

その時、左右の確認などしなかったと思う。

素早く少女と自転車を踏み切りの外に出した。

その間も、列車の接近を意識することはなかったような気がする。

ということは、私も運が悪ければ、死んでいたのかも知れない。

 

「無我夢中」という名の、諸刃の剣か…

 

火事場の馬鹿力で男性の体を安全な場所に動かせたが、

その集中力が仇になって、迫りくる危機に気付くのが遅れてしまった…

いくら考えても疑問が残るし、悔やまれてならない。

 

数年前、東京の足立区だったかな?

踏み切りで自殺をしようとする女性を助けようとして、

亡くなった警察官がいた。

今回の事故も、それと同じなのか。

 

その人に自殺の意思があろうがなかろうが、

救助する行為は尊いもの。

でも…自分が死んではいけない。

その代償の大きさに、やりきれない悲しみを感じる。

 

人として、これ以上ない立派な行いをして旅立った奈津恵さん。

神様は、ちゃんと見ていてくれたんだろうな…

 






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Last updated  2013.10.05 17:20:26
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