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2013.12.28
カテゴリ：その他
ゆんべ､行きつけの居酒屋で飲んだ｡ 差し詰め､ひとり忘年会｡
んでも… カウンターの隣にいたお客さんと話が弾んで楽しかった｡
良かったのは､そこまで｡
いい感じで盛り上がって､店を出た｡ 帰り道の自転車｡ どうしたんだろう… ふらついて､とてもまっすぐ進めない｡
飲んだ酒は､決してそんな状態になる量ではない｡ いつもの､｢ちょっと飲んだかな…｣程度のレベル｡ なのに､フラフラしてどうしようもない｡
で､遂にスッテンコロリンと転倒｡ その時の感じは､なんかスローモーションで､ 漫画のように崩れ落ちていったような記憶が鮮明に… それを客観視している自分がいて､ ｢カッコ悪いな…｣と思いながらも､笑ってしまった…
と､その時､ ｢大丈夫ですか？…｣ と､優しく声をかけてくれた青年が… もうろうとする意識の中でも､ 不思議とその人の顔が､強く印象に残っている｡ あの､ヨン様にそっくり｡
｢大丈夫ですか？…｣という言葉も､ どことなくたどたどしくて､ ひょっとして､異国の人だったかも知れない…
私は､恥ずかしいやら､嬉しいやら､申し訳ないやら… いろんな気持ちが交錯して､ ｢う…うん､大丈夫､大丈夫…ありがとう…｣ と言って､その場を立ち去った｡
疲れが極限に達していたと思う｡ でないと､あの程度の酒で､こうはならない｡
立ち上がって再び自転車をこぎだしたが､ その後､何度も何度もひっくり返った｡ 家までの道のりが､途方もなく遠く感じた…
でも…あのヨン様に似た青年のことが脳裏に優しく残り､ とっても､暖かい気持ちになれた夜だった…
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Last updated
2013.12.30 12:49:10
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