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陸上の東日本実業団選手権最終日(毎日新聞社後援)は20日
埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で男女計20種目を行い 男子ハンマー投げは土井宏昭(ファイテン)が 世界選手権参加標準記録B(74メートル00)に迫る73メートル48の大会新記録で5連覇。 男子走り高跳びは醍醐直幸(富士通)が2メートル24の大会新で3連覇した。 女子5000メートルは渋井陽子(三井住友海上)が7年ぶりの優勝。 大会の最優秀選手には 前日の男子110メートル障害を大会新で制した内藤真人(ミズノ)と 女子100メートル障害で大会新をマークした石野真美(長谷川体育施設)が選ばれた。 ○…男子ハンマー投げの土井は、最後の6回目に自己記録を15センチ更新。 「4年ぶりの自己新なのでうれしい」と喜んだ。 昨年まで母校の中京大で練習していたが 今年から千葉の実家に移り環境を一新。 「自分で決めたこと。練習でも妥協できないという気持ちが強い」 という精神面の変化が記録にも表れた。 五輪覇者の室伏広治が強さを誇る種目だが 自身もあと52センチと迫った標準記録Bに届けば世界選手権出場が見えてくる。 「思い切ってハンマーを振り切り,チャンスをつかみたい」 と意欲満々だ。 ○…男子走り高跳びの醍醐は 強風が吹き荒れる難条件の中で,集中力を切らさず大会新。 「あきらめずにモチベーションを上げた。今後のためにもいい経験ができた」 と納得した。 5日の国際グランプリ大阪大会で自身2度目の2メートル30を跳んだばかりとあって 「下手な試合はできない」 という緊張感もばねになった。 着実に成長の跡を残しており世界選手権へ期待は高まるが 自身はまず日本選手権に照準。 「そこでしっかり跳び,段階を踏めば(世界の)メダルにつながる」 ◇東日本実業団陸上記録(記録は1位と日本人最高) 【男子】 ▽200メートル 長谷川充(KENPRO)20秒94=追い風参考 ▽800メートル 笹野浩志(富士通)1分56秒07 ▽5000メートル ジョセファト・ダビリ(小森コーポレーション)13分51秒64 (4)森田知行(カネボウ)14分10秒05 ▽400メートル障害 成迫健児(ミズノ)52秒41 ▽1600メートルリレー 日本ウェルネスA(桑原、泉谷、金子、杉町)3分18秒98 ▽走り高跳び 醍醐直幸(富士通)2メートル24=大会新 ▽棒高跳び 森部雅文(秋田いすゞ自動車)5メートル20 ▽走り幅跳び 浜崎和幸(日体大職)7メートル42=追い風参考 ▽砲丸投げ 畑瀬聡(群馬綜合ガードシステム)17メートル33 ▽ハンマー投げ 土井宏昭(ファイテン)73メートル48=大会新 ▽シニア1500メートル 深山英樹(JR東日本)4分16秒13 ▽シニア砲丸投げ 川口均(東芝青梅)11メートル87 【女子】 ▽100メートル 福島千里(北海道ハイテクノロジー)11秒47=追い風参考 ▽400メートル 木田真有(ナチュリル)57秒04 ▽800メートル 桑城奈苗(アコム)2分13秒09 ▽3000メートル 谷奈美(アルゼ)9分29秒87 ▽5000メートル 渋井陽子(三井住友海上)15分51秒56 ▽400メートルリレー ナチュリル(長島、渡辺、栗本、木田)45秒88=大会新 ▽走り幅跳び 中原ゆかり(富士通)5メートル88=追い風参考 ▽ハンマー投げ 今本有紀(今本農機サービス)45メートル72 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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